七五三お参りの時期になやんでいませんか?
- 11月は混雑するから時期をずらしたいなぁ
- 時期をずらすのって問題ないかな?
時期をずらしても問題ありません!むしろメリットがたくさんありますよ♪
私は子供の七五三参りは11月中旬に行ったのですが、まず駐車場を探すのが大変!
停めた後、お参りまで行列ができていて、親子共々ぐったりしてしまいました…。
時期をずらすことにより、混雑なく参拝まで進めますし、参拝も短時間で終わるので子供の機嫌取りに追われなくて済みますよ(笑)
- 七五三の時期をずらしてもOKな理由
- 時期をずらす際のメリットとデメリット
- 男の子と女の子の七五三の時期
- 早生まれの場合の参拝年齢は数え年?満年齢?
少しでも七五三に対して前向きに、そしてご家族の思い出に残りますように!
七五三の時期をずらすのはOK!理由も紹介
七五三って11月15日だよね?ずらすとしてもその前後の週末くらい?
正式な日にちはありますが、絶対ではありません。家庭の都合に合わせて、日にちも年齢もずらして構いませんよ!
子供の成長を神様に感謝し、祝う七五三。11月15日を七五三の日としていますが、平日ということもあり、その前後の週末に参拝する家庭を多く見かけます。
しかし近年は日にちにとらわれずに、参拝することを重要視する傾向があるようです。
それでは、どのような理由で時期をずらすのか見ていきましょう!
七五三の時期をずらす理由
七五三の時期をずらす理由は色々あります。
- 兄弟や姉妹と一緒に七五三を行いたい
- 混雑を避けてお参りがしたい
- 好きな着物をレンタルしやすいように敢えて時期をずらす
- 子どもや家族の体調不良や、身内の不幸など
私も第一子のときは張り切ってしまい、11月の週末&大安の日に祈祷に行ったら、長蛇の列…。
子供も慣れない着物でイヤイヤで、写真もニッコリ笑顔が撮れなくて、本当に大変な一日でした。
ではここで、なぜ11月15日が七五三の日になったのか、簡単にご紹介しますね。
七五三の日が11月15日の理由
実は11月15日は旧暦で、現在の暦でいうと12月中旬ごろになります。
11月15日に七五三をやるようになった由来は、大きく2つです。
1つ目は、江戸時代の将軍 徳川綱吉の長男である徳川徳松のために行った健康祈願が始まり。1681年11月15日に行われたからという説です。
2つ目は、旧暦の11月15日が吉凶を占う二十七宿の中で最もお日柄の良い「鬼宿日」だったという説です。
鬼宿日は鬼が休憩をする日=「鬼がいない日」だそうです。
また、旧暦の11月15日は満月にあたり、実りの季節である秋と、満月、鬼宿日という縁起の良い日が重なった最高の日でもあります。
収穫の感謝を神様に伝えると同時に、大切なお子様の成長についても祈願するようになったのも七五三の由来だと言われています。
七五三の時期をずらすメリットとデメリット
七五三の時期をずらすメリット、デメリットをご紹介します。
- 混雑を避けてゆったりとお参りができる
- 参拝中の写真が撮りやすい
- 写真スタジオがお得に利用できる
- 兄弟姉妹と一緒にお祝いができる
- 御祈祷を受け付けていない神社があるかも
- 気温が高い、もしくは低い
メリット①混雑を避けてゆったりとお参りができる
混雑を避けて、ゆったりとお参りができるのは一番のメリットですよね!
混雑した中のお参りは、すぐ飽きてしまう子供には退屈ですよね。着なれない着物ならなおさらです。
メリット②参拝中の写真が撮りやすい
混雑していないからこそ、神社の撮影スポットでも写真が撮りやすいですよね。
写真を撮りたくても、周りの人を気にして撮影を心行くまで出来なかったりします。
メリット③写真スタジオがお得に利用できる
せっかくのお祝い事なので、写真を撮りに行く方も多いですよね♪
時期をずらすことでキャンペーンをやっているスタジオもありますよ!
七五三の時期より安く済むこともありますし、撮影後そのまま参拝にいこうと計画しているなら、好きな着物や衣装を選びやすくなりますね!
メリット④兄弟姉妹と一緒にお祝いができる
1年ずらせば上のこと一緒にお祝いできるのにな~
兄弟姉妹あわせてお祝いをすれば、写真代や食事会の費用を抑えることが出来ますね♪
満年齢や数え年でかぞえて、帳尻を合わせる家庭も多いですよ!
なにより、兄弟姉妹揃って晴れ着姿がとれるってうれしいですよね。
時期をずらす場合は祖父母や子供にも相談しよう
七五三などのお祝い事は、その時期にやってほしいと考えている祖父母もいるでしょう。
七五三で着物をレンタルしたり、写真撮影をする場合、数カ月前から予約したりするので、予定が急に変更にならないために確認が必要です。
また、子ども同士でも七五三をしたか、着物をきたかどうか話題になるかもしれません。
私は、友達の親が私の子どもに「七五三やった?」と聞いてきたので、とっさに「うちは来年やるよ~」と私が答え、子どもはきょとんとしていました。
時期をずらす場合は子供に伝えないといけないなと思いました。親だけで決めずに、家族みんなで時期を決めましょうね。
デメリット①御祈祷を受け付けていない神社があるかも
地域によっては時期がずれると御祈祷を受け付けていない神社があるかもしれません。
神社によっては、当日申し込みのところもあれば、事前予約にしているところもあります。
時期をずらしていく場合は事前に確認しておきましょう!
そして、時期がずれると千歳飴が貰えない場合もあります。
事前に確認をして千歳飴が貰えない場合は、ネットで注文して用意しておくといいですね♪
デメリット②気温が高い、もしくは低い
ここ数年、10月になっても30度を超える日があります。
着なれない着物を着ていると、暑い日は体調を崩してしまいますし、寒い日であれば風邪を引いてしまうかもしれません。
当日の気温や天気をしっかりと確認を!!
ではここで、気温が高い場合、低い場合の対策をご紹介します。実際にお参りに行って私が経験したことをお伝えしますね。
気温が高い場合の対策
熱中症や脱水症状にならないように飲み物は必須です!!塩分チャージが出来る飴やタブレットもあると良いですね。
他に、街中で持っている方を多く見かけるようになったハンディファンもおすすめです。
気温が低い場合の対策
ストールのような羽織るものであったり、ホッカイロがあればいいですね。
また、お子さんの着物の下にスパッツを履かせてあげると温かいです。
七五三の時期は男の子女の子は何歳でやるの?
何となく男の子は5歳、女の子は3歳と7歳にやると思っていますよね。
実は男女ともに時期に関係なく、どの年齢でお祝いしてもいいんです!
地域によっては、3歳、5歳、7歳すべての年齢でお祝いするところもあるそうです。
お姉ちゃんが7歳。弟は3歳。いっしょにお祝いしてあげたいな。
問題ありません!一緒にお祝いしておげましょう♪それそれの年齢だからこそ着ることが出来る衣装や撮れる写真が違ってきます。
時期だけでなく、年齢にもとらわれる決まりはないので、各ご家庭のお考えでされてくださいね。
男の子と女の子で七五三をやる年齢はどうなのか、早生まれの場合も伏せて紹介しますね。
七五三をやる男の子の年齢
男の子の七五三は、関東では5歳だけ、関西では3歳と5歳の2回やることが多いです。
しかし、男の子の七五三をいつするか、年齢に決まりはありません。
最近は、写真スタジオで撮影することが増えてきましたので、各年代の良さが出る衣装を用意しています。記念に残る写真の印象をまとめてみました。
- 3歳は小さい子供のあどけなさが残り七五三の写真も可愛らしい姿
- 5歳は男の子らしさがあふれ、ポーズもとれるようになる為カッコイイ姿
- 7歳は小学生になり恥ずかしさを覚えた純粋な七五三の姿
七五三をやる女の子の年齢
女の子は3歳と7歳で七五三をやるのが一般的です。3歳では「髪置きの儀」7歳では「帯解(おびとき)の儀」に由来しています。
しかし、男の子同様5歳はやってはいけないという決まりはありません。
ご家庭や子供の事情に合わせてベストな時期を選ばれてくださいね。
各年齢で写真撮影をすると、どのような写真が撮れるのか見ていきましょう。
- 3歳はあどけなさが残る可愛らしい姿
- 5歳ではしっかり者のお姉さんになっていることが多く、背伸びした面とあどけなさも残る可愛い姿
- 7歳では大人びた女の子らしい落ち着いた姿
七五三の時期は早生まれの場合どうしたらいいの?
早生まれ(1月1日~4月1日生まれ)の場合、数え年でやるのか満年齢でやるのか悩みますよね。
数え年、満年齢どちらかにこだわらず、子どもの成長や状況を見て、時期を選ぶことがベストです。
最近は満年齢でお祝いすることが多いですが、早生まれの子どもの場合、同級生と同じタイミングでやりたいという家庭もあるようです。
ここで、数え年と満年齢の考え方をご紹介しますね。今はあまり使わない考え方なので、私もよくわからないです(笑)
[数え年]
生まれた時を1歳とし元日を迎えるごとに1歳年齢が増すという数え方。
[満年齢]
生まれた時を0歳とし、誕生日が来るごとに1歳年齢が増すという数え方。
早生まれの子は数え年で考えると、2歳、4歳、6歳で七五三を行うということです!
七五三の祝いをする3歳、5歳、7歳で最も成長に差が出るのは3歳のお祝いです。
2歳や3歳のときの4月生まれと3月生まれでは、発育にかなり差がありますよね。
お昼寝が必要な子もいれば、トイレトレーニング真っ最中の子。
3歳でお祝いする時、数え年(2歳)でやる場合、満年齢(3歳)でやる場合のメリットデメリットを簡単にご紹介しますね。
早生まれの子が数え年でやるメリット
早生まれの子は2歳の時期ですね。幼さが残る、あどけない可愛らしい姿を残せます。
早生まれの子が数え年でやるデメリット
2歳と言えば、魔のイヤイヤ期と重なる可能性が…。他にも以下のようなことが考えられます。
- 成長のスピードによって合う衣装を見つける事が難しい場合がある
- お昼寝の時間が重なると予定通りに進まない
- お子さんの体調や機嫌によって長時間は耐えられない
早生まれの子が満年齢でやるメリット
早生まれの子が3歳になってからお祝いをします。以下のメリットがあります。
- 髪が長く、量も増えるためヘアアレンジが楽しめる
- 落ち着き始めるので長時間耐えられる
早生まれの子が満年齢でやるデメリット
早生まれの子の場合、他の子は去年七五三を経験したという場合が出てきます。
- 同級生と同じタイミングでお祝い出来ない
- 幼さがなくなってしまう
私の子供は3月生まれで、小柄なので、満年齢で行いました。数え年で行うと、じっとできなかったり、自前の着物をかなり補正しないといけなかったりしたためです。
満年齢の翌年行うと、本人もかなり落ち着いてきて、親の負担も少なく済みましたよ!
ご家庭に合った時期に参拝に行きましょうね
まとめ
- 七五三の時期をずらすのは、問題ない
- 最近は家庭の都合に合わせて、日にちも年齢もずらして構わない
- 時期をずらすメリットは、混雑がさけられる、写真が撮りやすい、写真スタジオがお得に利用できる、兄弟姉妹と一緒にお祝いができる
- 時期をずらすデメリットは、ご祈祷をやっていないかもしれない、気温が高かったり低かったりして体調を崩すかもしれない
- 七五三をやる年齢は男の子は5歳だけ、3歳と5歳が主流
- 女の子は3歳と7歳が主流
- 男の子、女の子ともに何歳でお祝いをしても決まりはないので構わない
- 早生まれの子は、数え年・満年齢どちらで行うかも、家庭や子供の成長を見て決めてOK
まわりが七五三の日にやるからと言って焦ってやる必要はありません!!
子供の成長スピードや親の負担を考え、決まった年齢ではなく1番いい時期に七五三をやりましょう。
七五三は子供の成長や健康を願う気持ちが1番ですので、無理のない範囲で思い出に残る楽しい七五三にしてください。
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