子供にランドセルを持たせている人で、こんな疑問はありませんか?
- ランドセルはいつまで使うもの?
- 6年間使わない人もいるの?
いろいろな理由や、地域・学校によって6年間ランドセルを、使わない子供が増えています。
私自身も、子供たちも6年間ランドセルを使いましたが、週末は荷物が増え体への負担が大きかったのを覚えています。
この記事を読むことで、いつまで使うのか、ランドセルに変わる物があることを知ることが出来ますよ♪
- ランドセルを6年間使わない理由
- ランドセルを使わない地域
- ランドセルを買い替える割合
6年間の中で子どもの身長は、平均50cm前後も伸びるので、いつまで使うのか読んで考えて下さいね。
ランドセルが重いという問題を解決するために作られた、布製の通学カバンです。
ランドセルはいつまで使う?理由などでリュックにする
いろいろな理由や、地域・学校によって6年間ランドセルを、使わない子供が増えています。
ランドセルは高価で、頑丈に作られているからこそ、6年間使うものだと思っていますよね。
いつまで使うのか理由はさまざまありますが、ランドセルを手放す3つを簡単に説明します。
- 成長してしまった
- 壊れてしまった
- 周りがリュックを持ち始めた
前提として学校がランドセル以外でもOKを出している場合に限りますが、切り替えるタイミングを見ていきましょう。
理由①成長してしまった
高学年で背が伸びて背負いにくくなり、ランドセルを使わなくなってしまいます。
ランドセルを買い替えるには少し高価すぎるので、リュックなどで代用してしまう人が多いようです。
6年間使ってほしいなと思っているのであれば、身長は何㎝まで大丈夫か、肩ベルトは調節可能か確認するといいですよ。
私の子供はいつまで使うのかなと思っていましたが、想像しているより成長しなかったので6年間使えました。
理由②壊れてしまった
壊れてしまい、無償で修理できない場合、リュックを代用することがあるようです
ランドセルを雑に扱った結果、留め具が壊れてしまったり、肩ベルトがちぎれてしまうことも。
6年間保証されていますが、場合によっては直すのに、お金がかかることもあるようですよ。
実際、私の妹は3年生のときに、ランドセルを壊してしまいましたが、無償で直すことが出来ずいとこのおさがりを貰った経験があります!
理由③周りがリュックを持ち始めた
学校によって4年生ごろから、リュックの子が多くなるそうです
教科が増えランドセルが重く、毎日背負うのが苦痛になり、リュックに変えてしまうそうです。
リュックがOKのところは次第に切り替わっていくのかもしれませんね!
わたしの通っていた学校は、みんなが6年間ランドセルを使っていたので、リュックの発想がなかったです。
いつまで使うのか理由はさまざまでしたが、調べてみるとランドセルを使わないという地域もあったので、次で紹介しますよ。
ランドセルを使わない地域がある!地域別に紹介!
そもそも、ランドセルを使わない地域があります!ご紹介しますね。
ランドセルを使わないからといってリュックを6年間使うのではなく、ランドセルのような見た目をしていて、とても軽いものを使用している場合が多いようです。
2021年の連続テレビ小説に登場し、SNSで話題になりましたが、地域によってデザインも呼び方も違います。
また、地域によってもランドセルの代替品の名前も違うようです!合わせてご紹介しますね。
北海道
北海道小樽市は、ランドセルを使用していません
「ナップランド」という名前で販売されていて、素材は100%ナイロン製で重さは660gしかありません。
校長先生の「坂が多く、重たいランドセルを背負って歩く子供がかわいそう。」という言葉で誕生しました。
値段も6500円と安く、カラーとデザインが印象的なので、全国からオンラインでの注文が多いようです!
関東地方
埼玉県の一部地域は、ランドセルを使いません
京都府南部で使われている「ランリック」を、採用したことがきっかけで広まったと言われています。
重さは760gで、本革製ランドセルの半分しかないので、教科書が増えても負担が軽く済みます。
中部地方
富山県立山町、新潟県の一部地域、岐阜県の一部地域で、ランドセルを使用していません。
富山県立山町は、「子供の負担を軽減したい。」と通学用のリュックを、無償配布しています。
新潟県の一部地域では、京都府南部と同じ「ランリック」が使われていますよ。
岐阜県の一部地域では、厳しい暑さの中を通学する子供たちの熱中症対策として、ノーランドセル登校をしたそうです。
教科書をなるべく持ち歩かないようにしたことで、「楽になった!」と子供から好評です。
近畿地方
近畿地方の使わない地域は、京都府南部、滋賀県の一部、奈良県の一部、大阪府の一部です。
京都府南部では、「ランリック」という重さが760gしかなく、価格も1万円以下のものが使われています。
校長先生の「ランドセルは高価で、買えない子がいじめられるので、何とかしたい。」という言葉で誕生したそうです。
中国地方
鳥取県西部、鳥取県出雲市、山口県防府市では、ランドセルを使用していません。
鳥取県西部では、ランドセルとナップサックを合わせた「ランドナップ」というかばんが使われています。
鳥取県出雲市では、「ランバッグ」と呼ばれるものが30年以上、通学かばんとして使われています。
同じ県でも、地域ごとに呼び方が違うんですね!
山口県防府市は、市内児童へのアンケートをもとにデザインした、通学用リュックを入学する新1年生全員に配布しています。
四国地方
徳島県鳴門市は、入学する新1年生の希望した家庭へ、通学用リュックを無償で配布しました。
対象となる家庭には、市から案内が届くそうですよ
九州地方
福岡県の一部地域、長崎県島原市、沖縄県では、ランドセルを使用していません。
福岡県の一部地域では、学生服メーカーが「リュックセル」というかばんを、販売しました。
ランドセルの強さと、リュックの軽さ2つの良いところを合わせたリュックセルは、6色とカラーが豊富です。
京都府の「ランリック」を採用している、学校もあるそうです
長崎県島原市は、入学する新1年生に通学用リュックを、無償で配布しましたよ。
沖縄県では、ランドセル以外も選択できると言っているほかに、家計の負担を軽くするため、通学用リュックを無償配布した地域があります。
無償で配布している地域が多く驚きましたが、入学準備はお金がかかるので、少しでも負担が軽くなるのならありがたいですね。
肩ベルトを高い位置に合わせることで、荷物を軽く感じることができ、ずり落ち防止のためのストラップも付いています。
ランドセルの買い替え割合は約3割!負担軽減のため
ランドセルの買い替えを、検討したいという親は約7割おり、実際に替えた人は約3割もいます。
ランドセルが重いと感じている、子供の身体への負担が少しでも減るのであれば、買い替えを検討したいそうです。
ランドセル症候群は、筋肉痛や肩こりなどの不調だけでなく、通学が憂鬱に感じたり気持ちに影響が出てきます。
子供に嫌な思いをさせてまで、毎日ランドセルを背負わせたくないので、私も買い替えてしまうと思います。
まとめ
- ランドセルをいつまで使うか、それはいろいろな理由や、地域・学校によって6年間ランドセルを使わない子が増えている
- 使わなくなる理由は、背が伸びて背負いにくくなった、壊れて無償で修理ができなかった、学校によっては4年からリュックに切り替えているから
- 北海道小樽市は、ランドセルを使用していない
- 埼玉県の一部地域では、ランドセルを使用していない
- 富山県立山町、新潟県の一部地域、岐阜県の一部地域で、ランドセルを使用していない
- 京都府南部、滋賀県の一部地域、奈良県の一部地域、大阪府の一部地域は、ランドセルを使わない
- 鳥取県西部、鳥取県出雲市、山口県防府市では、ランドセルを使用していない
- 徳島県鳴門市は、入学する新1年生の希望した家庭へ、通学用リュックを無償配布している
- 福岡県の一部地域、長崎県島原市、沖縄県では、ランドセルを使用していない
- 約7割の親がランドセルを買い替えたいと思っており、そのうち3割は買い替えた
ランドセルをいつまで使うのか調べてみて、地域や学校によって通学用リュックがあることを初めて知りました!
ランドセルより軽く体の負担も経済的負担も少ないなんて、とってもいいですね!
私も子どもがランドセルをいつまで使うのか、切り替えてもいいのか学校に聞いてみようと思いました。
2つのサイズがありますが、大きいサイズでも880gとランドセルより圧倒的に軽いです♪
コメント