お中元やお歳暮をそろそろやめたいな…そう思うことありませんか?
- やめたいときはどう相手に伝えればいいの
- 贈り合う風習って簡単にやめることはできるの
廃止の挨拶を送ると印象良くやめることができますよ
お中元お歳暮は贈る必要性がないと感じたらやめてOK!!
私の母も、義実家に毎年贈っていましたがついにやめることを決意しました。
廃止の挨拶を込め思いを伝え、承諾を得たようです。
贈り合うことを負担に思う人って実は多いかもしれませんね。
しかし急にやめると後々のお付き合いに支障が出るかも…
- お中元お歳暮の廃止の挨拶は文章で思いを伝えよう
- 贈らないと決めたことに不安になる必要はなし
- やめる時こそマナーが大事
やめたあとも気持ちよくお付き合いできるよう、最低限のマナーを心がけましょう。
廃止のご挨拶は鳩居堂のシンプルな便箋で書きませんか?
どの年齢層の方にでも違和感なくお使いいただける便箋です♪
お中元お歳暮の廃止の挨拶は必要?文章で思いを伝える
お中元お歳暮のやりとりを、急にやめてしまうのはおすすめできません。そのため廃止の挨拶が必要になりますよ。
今回で最後にするなら、いっしょに廃止の挨拶も送ってしまいましょう。
廃止の挨拶の方法は、間柄にもよりますが2つあります。
- 廃止の挨拶は贈り物と一緒に添えて思いを伝える
- 親しい間柄の場合は電話やメールで伝えよう
今後のお付き合いも、少なからずあるはずですので、礼儀として挨拶をすることが大切ですよ。
廃止の挨拶は贈り物と一緒に添えて思いを伝える
次回からお中元お歳暮のやりとりをやめたいときに一番スムーズな方法が、贈り物と一緒に廃止の挨拶文を送ることです。
品物をいただいたあとに、お礼状を出す習慣があるかたもいるかもしれませんね。
お礼状に廃止の挨拶をしても大丈夫ですよ。挨拶文を書くにあたって必要なポイントが以下の4つであることも、頭に入れておきましょう。
- 時候の挨拶をいれる
- 相手を気遣う言葉
- 辞退する旨を伝える
- 最後の挨拶、締めのことば
こちらでは間柄にもよりますが、一般的な挨拶状と親しい間柄の挨拶状の2パターンを参考としてご紹介しますね。
拝啓
○○の候、A様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたびはお中元・お歳暮の品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
変わらぬお心遣いをいただき大変恐縮しております。
A様のご厚意はありがたく存じますが、どうか今後はこのようなお気遣いはなさいませんようお願い申し上げます。
どうぞ来年も変わらぬお付き合いのほど、お願いいたします。
簡単ではございますがお礼とお願いを申し上げます。
敬具
ご無沙汰しております。○○な季節となりましたね。
皆様お変わりはありませんか?
このたびはお品をお贈りいただきありがとうございました。
お心遣いに深く感謝申し上げます。
私共の方こそお世話になっているため、恐縮に存じます。
今後はどうかお気遣いなさいませんよう お願い申し上げます。
お贈りいただきましたお品は、みんなでおいしくいただきたいと思います。
ありがとうございました。
今度ゆっくりとお会いできればいいなと思っております。
どうぞご自愛くださいませ。
お礼状を送るときに、次回から辞退する旨を伝える際にも使える文章ですね。
大事なのは相手に『お気遣いなさいませんように』と伝えることです。
親しい間柄の場合は電話やメールで伝えよう
家族や親戚・友人など、親しい間柄であれば電話やメールで思いを伝えてもいいですね。
電話はお互い声を聞くことができる・メールは相手の時間を取らせないことが、メリットになります。
文章を送るときと同じく以下の言葉を添えるとより気持ちよく終わることができますよ。
- お中元お歳暮をいただいたことに関してのお礼
- お断りする理由を簡潔に伝える
- 健康に気遣った言葉を伝える
電話でもメールでも、心を込めた自分の思いを伝えることが大切です。
お中元お歳暮を廃止しても不安にならなくて大丈夫!!
付き合いの濃さや経済的理由、環境の変化など、さまざまな理由によりお中元お歳暮を廃止することも多いようです。致し方ない理由ですよね。
不安になる気持ち、分かります。やめたいと思う気持ちが出てしまうことに罪悪感を持つ必要はありませんよ。
贈ることをやめたい!!悩みを持つ人が結構いるのも事実です。
- どうして贈ることをやめたくなった?
- 贈らない旨を伝えた相手の反応はどうだった?
- 贈ることをやめようと思った時にできること
実は私も両親から、『義実家へお中元やお歳暮を毎年贈っていたが今年いっぱいでやめたい』旨を相談されましたよ。
理由は高齢になるにつれて負担になってきた、ということでした。
どうして贈ることをやめたくなった?
どのような理由で贈ることをやめたくなるのでしょう。ここでは4つの理由をご紹介しますね。
- 関わりがなくなった・疎遠になったから
- つらくなった・経済的負担のため
- 高齢になったため
- 相手からお断りの連絡がきたから
関わりがなくなったり疎遠になったから
多くの理由は、関わりの頻度・疎遠の状態のながさからくるもの。
お中元やお歳暮は、贈りあう期間にきまりはないようですが、一度贈り始めるとやめるキッカケがなく、ずっと贈りあうことも多い印象です。
普段よりお世話になっているか、連絡を取り合う仲なのか一度考えてみて、どうしても事務的になっているようであればやめ時だと検討してみてもいいでしょう。
つらくなったことや経済的負担のため
毎日忙しい日々の中で、誰に何を贈ろうかと毎年2回選ぶ大変さは、経験した人じゃないと分からないですよね。
さらに毎月のように言われる物価上昇。それによる経済的負担。
お中元お歳暮は自分の身を削って贈っても、相手は嬉しくありません。
やめ時だと思える良いキッカケだと前向きにとらえましょう。
高齢になったため
自身が高齢になって贈ることが困難な場合もありますが、高齢になった親の代わりに子どもが贈り物を選ぶこともあります。
○○さんの好みも分からず贈り物のチョイスを丸投げされるなんて話、よく聞きます(笑)
また、相手も高齢になるとお互い不明確のままやりとりすることになるため、本来のお中元お歳暮としての役割が果たせていませんよね。
自分の選択で・自分の判断でできなくなったときは、きっぱりとやめることも大切なことなんです。
相手方からお断りの連絡がきたから
やめると思いもしない相手から、お断りの連絡がくることも、あるあるなケースなんですよ。
いつもやりとりしていた相手からお断りの連絡がきたら、『かしこまりました』等のお返事をすると相手方も安心してやめることができますね。
だれもが起こりうる理由です。だからこそあなたが贈ることをやめても、不安を感じる必要はないんですよ!!
贈らない旨を伝えた相手の反応はどうだった?
贈らないことを伝えた、廃止の挨拶をした、そのときの相手の反応って気になりますよね。伝えると思ったより穏やかに終えることが多いようです。
親戚間だとフランクに電話で伝えて、お互い廃止することを了承した
親戚同士であると、お互い義理で贈りあっていることもあるので、どちらかが廃止をもちかけたら案外あっさりと終わるかたちが多いですよ。
親戚だとお盆やお正月に会う機会も多いため、その時に手土産などを渡すといいですね。
以前の職場の上司・同僚など、今の環境で関わらない場合
環境が変わっていても続く場合は、相手も贈り物をいただくことを、ためらっている可能性があります。
話す機会・会う機会がなければ、あなたがやめたいと思っているように相手も負担になっていることも多いため、今までありがとうとお礼を言われてやめたパターンもあります。
私の両親が贈ることを悩んでいた義実家の反応は…
私の両親は、私の夫の両親にお中元お歳暮をやめたい旨を電話で伝えていました。
お互いいつまで贈り合いがつづくのかな~という状態でしたね、と笑いながら話せたといっていました。
廃止を伝えた現在は、最近旅行のお土産を贈ったという話を聞きましたよ♪
贈り物の形を変えてお付き合いを継続できているようです。
ナイーブな問題ですがどちらか一方が切り出すと、実は同じ気持ちだったということが多いようですね。
贈ることをやめようと思った時にできること
贈ることをやめようと思った時は、お歳暮で終わらせる!!を実践してみましょう。
お中元とお歳暮のやめ時はどちらでしょうか。答えはお歳暮になります。
なぜなら1年の締めくくりの意味合いとして贈られるものだからです。
もしお中元の時期にやめたいと思った場合は、贈る際に次回のお歳暮にて廃止する旨の挨拶文を一緒に送るようにしましょう。
お歳暮の時期にやめたいと思った場合は、一緒に廃止の挨拶文を送るようにします。
贈り物のさいごは、お歳暮で終わらせるように準備をしましょう。
最初に説明しているこちらの文を参考に、廃止の挨拶文を送ると感じ良く思いが伝えられますよ。
お中元やお歳暮のマナーはやめるときこそ丁寧に
お中元やお歳暮は、やめるときのマナーをより丁寧に心がけると、これからの付き合いもぎくしゃくせずにすみますよ。
これからの付き合いも大事!!一方的にやめるのではなく相手の気持ちを考えながら行動しましょう
やめるときのマナーや廃止の挨拶をしたあとの、今後のお付き合いについて考えてみましょう。
お中元やお歳暮をやめるときのマナー3つ
一方的にやめてしまうのはナンセンスですよね。やめるときに気を付けることは相手を思いやる気持ち。気を付けたいマナーをご紹介します。
- 贈り合っていたのにこちらから急にやめてはダメ
- 贈ることをやめる際には必ず連絡をする
- 約3年にわたり実践!!徐々に段階を踏みながらやめていく
贈り合っていたのにこちらから急にやめてはダメ
お中元やお歳暮は毎年贈るものと決まりがあります。連絡なく今年から贈らないわ、としてしまうのはマナー違反になってしまうので注意が必要です。
やり取りをしているのであれば最低でも3年は続けた方が礼儀とされています。
礼儀がなっていないと驚かせてしまったり、なにかあったのではないかと不安にさせてしまいます。連絡せず贈らなくなるということは避けましょう。
贈ることをやめる際には必ず連絡をする
上記でも説明したように、自身の親戚や近い身内であれば気軽な気持ちで相談してみると案外スムーズにやり取りが終わることもありますよ。
近しい間でも連絡が必要なので、疎遠になっている上司や恩師・親族や友人に毎年贈っている場合も連絡をしましょう。
お中元やお歳暮に、廃止の挨拶文を送ることによりスムーズに廃止の知らせができますよ。
約3年にわたり実践!!徐々に段階を踏みながらやめていく
相手との贈り合いをやめようと思った時に、段階を踏みながらフェードアウトしていく方法を試してみるのもアリですよ!!
- お中元は暑中お見舞いのまま、お歳暮の金額をさげて贈る
例えば普段5,000円のお品物を選んでいたなら3,000円のお品物を送るようにします。ここでお歳暮をやめる旨のお手紙を添えられたらスマートですね
- お中元は暑中お見舞いのまま
- ついにお歳暮をやめます
- これからは年賀状で近況をお知らせしましょう
応用編になりますが、相手も変化に気づきやめる兆候を感じることができるので負担にならないやめ方ですね!!
廃止の挨拶を伝えたあとのお付き合いは
廃止の挨拶を伝えたあとのお付き合いは、お手紙などのやり取りが一般的のようです。
お中元やお歳暮は、やめてしまってもお世話になった相手です。
年に一度でも連絡をすると相手の様子を知ることができますね。
お中元、お歳暮は日本ならではの昔からの風習であり、お世話になった人へ気持ちと品物を贈るという素敵なイベントです。
しかし廃止したい気持ちがあるならば、最低限のマナーでお互いが気持ち良く締めくくれるといいですね。
まとめ
- お中元やお歳暮をやめたいときには廃止の挨拶をしよう
- 廃止の挨拶は、文章で品物と一緒に贈るとスマートに気持ちを伝えられる
- 親しい間柄であれば、電話やメールで廃止の挨拶をしてもOK
- 付き合いの濃さや経済的理由、環境の変化によってお中元やお歳暮をやめることを選択するのはしかたがないこと
- 贈ることを辞めたい理由は、疎遠になった、経済的負担、高齢になったため、相手から断りがあったから、の4つ
- 贈らないことを伝えたり廃止の挨拶をしたときの相手の反応は、思ったより穏やかに終わらせられた
- 贈ることをやめる時は、1年の締めくくりであるお歳暮で終わらせるのが礼儀
- お中元やお歳暮をやめる時に気を付けたいマナーは、急にやめない、やめる報告をする、徐々に終わらせるテクニックを使うことにより相手に不快な思いをさせないようにする
- 廃止の挨拶を伝えたあとのお付き合いは、お手紙や年賀状などで近況をお知らせしよう
今は多用な時代になっているため、お中元やお歳暮は贈ることが当たり前ではないようですね。
やめたいと思っている人も多い中、贈りたい人もいる。
人それぞれ様々な背景がありますが、みんなの心が穏やかになるような温かい付き合いができることを願っています。
真心こめてしたためる便箋は上質なものを選びませんか?
とても書きやすく、品もよく、質感もよく、最高です!
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