あなたは、節分で豆を入れる箱の名前を知っていますか?
- 「豆を入れる箱」と呼んでいて正しい名前は知らない
- 木の箱をみたいだけど家にはないし、簡単に作れないかな
節分で豆を入れる箱の名前は「升(ます)」です!
節分が近づいてくると、様々な場所で木の箱に入っているお豆を見かけますよね。
私は、木の箱の名前を知らず「節分の豆を入れる箱」と呼んでいて、正式な名前は知りませんでした。
また、家に升がなく豆まきの時は適当なお皿などで代用していました。
この記事を読めば、さらに充実した節分にすることができます!
- 節分で豆を入れる箱の名前
- 節分の由来や豆を食べる理由
- おいしい炒り豆の作り方
- 豆を入れる箱を折り紙や牛乳パックで作る方法
それではさっそく、豆を入れる箱の名前について詳しく見ていきましょう!
今年の干支「辰」の焼き印が入った升で、福を呼び込みませんか?
香り高いひのきで作られた升は、豆まきのあとも使えること間違いなし。
節分の豆を入れる箱の名前は升!節分の由来なども解説
節分で豆を入れる箱の名前は升(ます)といいます。
そもそも升とは、液体や穀物などをはかる容器のことで、お米などをはかるのに使われています。
節分で使用される豆を入れる箱は「節分升」とよばれており、計量用のものとは異なります。
また、お家での豆まきには升を使うことが多いですが、神社やお寺では「三方(さんぽう)「高坏(たかつき)」「柳箱(やないばこ)」などが使われているようです。
毎年節分で豆まきをしていても、豆を入れる箱の名前は知りませんでした。
これを期に豆を入れる箱は「升」と名前もしっかり覚えておきたいですね♪
豆を入れる箱の名前はわかったけれど、そもそも節分でどんな行事なの?
意外と知らない節分についても詳しく見ていきましょう。
節分ってどんな行事?
節分とは毎年2月3日ごろに、「1年間健康にすごせますように」と悪いものを追い出すために行われる年中行事です。
節分は2月3日ではない年もあるの?
節分は、あくまでも「立春の前日」とされてます。立春の日付が動くと節分の日付も変わるのです。
節分は2月3日と思っていたため、日付がずれることがあるなんてびっくりしました。
必ずしも2月3日とは限らないので、間違えないように気をつけましょう!
日付がわかったら、次は豆まきの準備ですね!なぜ節分には豆まきをするのか不思議に思っていました。
節分に豆まきを行う理由も詳しく見てきましょう。
節分に豆まきを行う理由
節分は豆をまくことで、悪いものを追い払う行事です。
昔は、災害や病気などの悪いものは「鬼」せいだと考えられていました。
そのため、鬼を退治する効果があるとされている豆を投げて、鬼を追い払う風習が広まりました。
「鬼は外〜、福は内〜」って悪いものを追い出していたのね
あなた、節分には豆まきをされるかと思いますが、豆まきにはどんなお豆を使っていますか?
私は炒った大豆を使っていたのですが、大豆以外のお豆を使う地域もあるようです。
また、大豆は大豆でも炒った大豆を使うのにも理由があります。
豆まきに使うお豆についても詳しくご紹介します。
豆まきに使う豆は何?
豆まきには一般的に炒った大豆が使われますが、落花生を使う地域もあります。
生の豆ではだめなのかな?
昔は「拾い損ねた豆から芽が出ると災いが起こる」という言い伝えがあったため、拾い損ねても目が出ないようにと、炒った豆で豆まきを行ったようです。
「炒る」は鬼を「射る」に通じ、鬼を追い払うのに炒った大豆が使われたようです。
昔の風習から今も炒った大豆で豆まきをしているようですね。
また、大豆以外にも北海道や東北地方では「落花生」を使う地域もあります!
落花生は殻付きのまま豆まきをして、その後まいた落花生を拾って食べます。
落花生を使う理由は、雪に投げても回収しやすいからのようで、寒い地域らしさを感じますね。
豆まきのあとにはお豆を食べるけれどなぜかしら?
節分にお豆を食べるのにも理由があるのです。お豆を食べる理由も見ていきましょう!
なぜ節分に豆を食べるの?
節分には、年の数だけ豆を食べるという風習があり、小さな頃は特にきちんと数えて食べていましたよね
なぜ豆を食べるのだろう?
豆まきに使う大豆は炒ることで、邪気を祓い「福豆」と呼ばれています。
この福豆を年の数だけ食べるのは「1年間健康にすごせますように」という願いが込められていると言われています。
願いの込められた、福豆を食べることで体に福を取り込み、1年間健康にすごせるということなのですね♪
おいしい炒り大豆の作り方
せっかく食べるなら、美味しい大豆を食べたいですよね?
お家で作れるのかな?
少しの工夫でおいしい炒り大豆を作ることができますよ
さっそくおいしい炒り大豆の作り方をご紹介いたします♪
- 大豆を一晩水につけておく
- 大豆の水気を切り、キッチンペーパーなどにのせて1時間ほど自然乾燥
- 乾かした大豆をフライパンに入れて強火で煎る
- パチパチと音がしてきたら、弱火にして15~20分ほど煎る
大豆を水につけて一晩も待てない場合は、熱湯に2時間以上つけても大丈夫です。
お豆を煎るときは、焦げないようにフライパンを揺すったり、混ぜたりしながら煎ってください
たったこれだけで、おいしい炒り大豆ができあがります♪
簡単にできるので、毎年炒ってあるお豆を買っていましたが、今年は自分で炒ってみたいと思います。
大豆の用意ができたら、豆まきの豆を入れる箱も準備しましょう!
家に升は無いけどどうしよう
自宅にあるもので豆を入れる箱が作れますよ
節分で豆を入れる箱は折り紙で簡単に作れる!
升なんて持っていないというお家も多いと思いますが、節分で豆を入れる箱は折り紙で簡単に作ることができます♪
作り方もいろいろあるようで、取っ手のついていないシンプルな升や、取っ手の付いた三方の作り方がありました。
実際に簡単に作れるのか、2種類を不器用な私が実際に作ってみました。
升の作り方
升の作り方はこちらの動画を参考にさせていただきました。
家に折り紙がなかったたので今回はデザインペーパーを使って作っていきます。
実際に作ってみて難しかった部分など、写真でご紹介します。
最初の方は動画の通りサクサク折り進めていけます。
ここが私は一番むずかしくて、どうなっているのかわからず何度も動画を見返しました。
何度か試行錯誤しながら、箱の形になるように折り込むと一気に完成形が見えてきました!
反対側も同じように折り込むと升の完成です!きれいな箱にできました。
難しい箇所が何度かありましたが、無事完成させることができました!
節分で豆を入れる箱として以外にも、コロンとしていてちょっとした小物入れに使えそうな可愛さです。
普通の折り紙で作るとすこし小さいかなと感じるかもしれません。
三方の作り方
次は三方を作ってみましょう♪三方はこちらの動画を参考にさせていただきました。
升と同じように、三方も難しかった部分を写真でご紹介します。
最初は升と同じように折り目をつけて、折り進めていきます。
一見難しそうですが、キレイに折り目をつけていると簡単に正方形にすることができました。
升よりも工程は多いですが、折り方がわからない箇所はなく、簡単に作ることができました♪
取っ手がついているので、持ちやすくて豆を入れる箱として豆まきにも大活躍してくれそうです。
実際に節分で豆まきに使う場合は、食品をいれるのでキレイ紙やラップをしいて使うのがいいかもしれません。
節分の豆入れの制作は牛乳パックでもできる!
節分の豆入れは折り紙でも作ることができますが、牛乳パックでも制作できます!
牛乳パックで制作した豆入れは、折り紙よりもしっかりしているので豆を入れたときに、安定して持つことができます。
それでは、さっそく作り方を詳しく見ていきましょう!
牛乳パックを使った豆入れの作り方
牛乳パックを使った節分の豆入れはとても簡単に制作することができます。
- 牛乳パック
- 画用紙や折り紙
- はさみ
- のり
- セロハンテープや両面テープ
牛乳パックを下から5cmのところで切りましょう。
たくさん豆の入る大きな豆入れがいい場合は、5cmよりも長くしてください。
セロハンテープや両面テープを使って、画用紙や折り紙を牛乳パックの周りに貼り付けます。
画用紙などを巻いた牛乳パックを飾り付けます。節分らしく飾りつけるととても可愛いです
テープを使って、画用紙などで持ち手をつけると持ちやすくなります。
とっても簡単に制作することができるので、小さなお子さんと一緒に作ってみてください。
まとめ
- 節分で豆を入れる箱の名前は「升(ます)」
- 節分は2月3日ごろに行われる悪いものを追い出すための年中行事
- 節分は立春の前日に行うため、2月3日ではない年もある
- 豆まきには炒った大豆を使う
- 北海道など豆まきに落花生を使う地域もある
- 節分には福を取り込むため、年の数だけ豆を食べる
- おいしい炒り豆はお家でも作れる
- 節分で豆を入れる箱は折り紙で作れる
- 節分で豆を入れる箱は牛乳パックを使って作ることができる
節分で豆を入れる箱の名前などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
毎年行っていた節分ですが、豆を入れる箱は升という名前や、折り紙で作ることができることなど、知らないことも多くてびっくりしました。
この記事を読んで、ぜひ充実した節分にしてくださいね♪
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